健進会は、池田宗師範が東京都練馬区に「常心池田道場」を構えた常心門の創成期、その門をくぐった顧問の半沢昇が、池田宗師範の許しを得て、常心門の正式な創設と時期を同じくする１９７０年３月に設立した老舗の支部です。

　健進会の名称は、「健康促進」に由来し、老若男女を問わず空手の道を通して、その目的である「心身の健康」を目指すという信念を表すものです。

　相生橋のたもと、明治天皇記念碑前の寒空で産声をあげた健進会は、その後場所を相生橋の対岸、中央区立青年館（現在は閉館）に移し、加えて江東区立辰巳小学校（現在の辰巳第一小学校）の体育館を借用した１９７５年前後は、空手ブームの波を受けて１００名以上の会員が所属しました。

　その後、中央区立青年館の閉館を受けて、現在の中央区立佃島小学校クラブハウスに移りましたが、都内の道場としては恵まれた環境の中で稽古を続けています。